コンプライアンス・ガバナンス担当(Compliance & Governance Specialist)
Sakana AIは、日本発でグローバルにAIの基礎研究と応用開発を推進するスタートアップです。最先端のAI研究を大企業・金融機関・公共セクターへ実装するフェーズに入り、取引の規模も種類も急速に広がっています。
こうした環境において、効果的なリスク管理は、イノベーションを遅らせるためのものではありません。重要なリスクを早期に把握し、適切なガバナンスの仕組みを整えることで、事業の成長とイノベーションを支えるものです。
当社では、全社的なリスク管理およびコンプライアンス体制の構築・運用を担う人材を募集しています。法務部門や経営陣に加え、Applied、Product、R&D、Corporateなどの各チームと連携し、複雑化する規制要件や新たに生じるリスクを、実効性のある社内ルール、業務プロセスおよび管理体制に落とし込んでいただきます。
特に、個人情報保護・プライバシー、全社的なリスク管理およびガバナンスを重点領域とします。また、輸出管理・安全保障貿易管理に関する知識や実務経験も歓迎します。
急速に変化するテクノロジー企業において、規制やリスクに関する適切な判断力と、実務に根差した仕組みを自ら構築・運用する力を兼ね備えた方を求めています。

役割と責任
- コンプライアンス体制の構築・運用・改善
- 全社的なコンプライアンス方針、社内規程、業務手順および内部管理体制の整備・運用
- 事業や組織の拡大に応じたコンプライアンス施策の見直しと継続的な改善
- 社内教育、啓発活動および各部門への実務的なガイダンスの提供
- 個人情報保護・プライバシー対応の推進
- AIの研究開発、プロダクト開発およびサービス運営における個人情報保護・プライバシー上のリスクの把握と対応
- 個人データの取扱い、データガバナンス、プライバシーリスク評価および適切な保護措置に関する検討・推進
- 日本および海外の個人情報保護関連法令・規制の動向把握と、社内ルールや業務プロセスへの反映
- 必要に応じたプライバシー影響評価、関係部門との調整および外部専門家との連携
- 全社的なリスク管理体制の構築・運用
- 全社的なリスク管理の枠組みの整備と継続的な改善
- 全社リスクの識別、評価、優先順位付け、対応策の策定およびモニタリング
- 事業・研究開発・コーポレート各部門におけるリスクの把握と、リスク低減策の実行支援
- 重大リスクや新たに顕在化したリスクの経営陣への報告・エスカレーション
- リスク管理の実効性を高めるための評価手法、管理指標および報告プロセスの整備
- リスク・コンプライアンス委員会の運営
- 委員会の年間計画、アジェンダ、会議資料および報告事項の企画・準備
- 全社リスクの状況や重要なコンプライアンス課題に関する経営陣への報告・審議支援
- リスク一覧(リスクレジスター)の整備・更新、対応方針や意思決定事項の記録
- 委員会で決定した対応策の進捗管理と、関係部門へのフォローアップ
- リスクの重要度や事業への影響に応じた審議・報告プロセスの継続的な改善
- ガバナンス体制および社内管理プロセスの整備
- リスク管理・コンプライアンスに関する役割、責任、承認権限およびエスカレーションルートの明確化
- リスクオーナーの設定や部門間の連携プロセスの整備
- 事業計画、プロダクト開発および日常の業務プロセスへのリスク管理の組込み
- 経営判断に必要な情報が適切なタイミングで共有される仕組みの構築
- 輸出管理・安全保障貿易管理への対応
- 外為法をはじめとする輸出管理・安全保障貿易管理関連法令への対応支援
- 技術提供や関連取引に係る確認・審査プロセス、社内相談体制および記録管理の整備・運用
- 技術部門や関係部門と連携した該非確認、取引審査等の実務支援
- 必要に応じた外部専門家との連携および社内教育の実施
- AI関連規制その他の規制動向への対応
- AI関連規制、個人情報保護、サイバーセキュリティその他の事業に関連する規制動向の継続的な把握
- 規制動向が当社の研究開発、プロダクトおよび事業運営に与える影響の分析
- 対応の優先順位付け、社内対応計画の策定および実行支援
- 事業部門・研究開発部門との連携
- Applied、Product、R&D、Corporate等の各チームと連携した、企画・開発の初期段階からのリスク把握と対応
- 法令や社内ルールの説明にとどまらず、事業上の制約や技術的な実態を踏まえた実行可能な解決策の提案
- リスク管理・コンプライアンスに関する相談対応と、社内関係者間の調整
- リスク管理・コンプライアンス業務の高度化
- 管理プロセス、文書管理、報告・モニタリング体制の標準化と効率化
- 必要に応じたデータ分析、自動化および生成AI等の活用による業務改善
- 組織の成長に応じた、実効性と拡張性を備えた管理体制の構築
応募資格およびスキル
- 企業内法務、コンプライアンス、リスク管理、個人情報保護、内部統制その他の関連領域における実務経験(目安として5年以上)
- コンプライアンスプログラム、リスク管理体制、内部管理プロセスまたは関連するガバナンス施策の構築・導入・運用経験
- 複雑な課題を分析し、重要なリスクを見極め、優先順位を付けて具体的な対応策に落とし込む能力
- 技術部門・事業部門を含む多様な関係者に対して、リスクや対応方針を分かりやすく説明し、実行を推進する能力
- 複数部門を横断するプロジェクトの企画・推進および関係者との調整能力
- 日本語での高度な業務遂行能力、および英語でのビジネスコミュニケーション能力
- AI技術、特に大規模言語モデルやAIエージェントに関心を持ち、技術的な特徴や関連リスクを継続的に学ぶ意欲
歓迎スキル・経験
- 個人情報保護・プライバシー領域における実務経験
- 個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)、GDPRその他の国内外の個人情報保護関連法令への対応経験
- プライバシーリスク評価、データガバナンス、プライバシー・バイ・デザイン等の推進経験
- AIの学習・開発・提供・利用に伴う個人データの取扱いに関する検討経験
- 全社的なリスク管理・ガバナンスに関する実務経験
- リスク・コンプライアンス委員会等の会議体の企画・運営経験
- 経営陣向けのリスク報告、リスク一覧の管理、対応策の進捗管理および是正措置のフォローアップ経験
- 全社的リスク管理(ERM)、リスク評価手法、内部統制または全社的なリスク報告体制の構築・改善経験
- 輸出管理・安全保障貿易管理に関する知識・実務経験
- 外為法に基づく輸出管理、技術提供管理、該非確認または取引審査の実務経験
- 国際的な輸出管理規制や技術移転規制に関する知識
- EU AI Act等のAI関連規制への対応経験、またはAIの研究開発・事業化に伴う法規制上のリスク評価経験
- スタートアップや急成長企業におけるコンプライアンス・ガバナンス体制の構築経験
- エンジニア、研究者、プロダクトマネージャー、セキュリティ担当者等と連携した規制対応・リスク低減の経験
求める人物像
- リスク管理を、イノベーションを制限するためではなく、責任ある事業成長を支える仕組みとして捉えられる方
- 重要なリスクと日常的な課題を区別し、限られたリソースを適切に配分できる方
- 技術、プロダクト、事業モデルが急速に変化する環境に柔軟に対応できる方
- 曖昧な規制要件や未整理の課題を、具体的なルール、プロセスおよび実行計画に落とし込める方
- 経営陣や各部門に対して、必要な指摘や提案を率直かつ建設的に行える方
- 完璧な制度を設計することにこだわりすぎず、事業規模やリスクに見合った実効的な仕組みを構築できる方
- 法務、技術、事業、コーポレートなどの異なる専門領域をつなぎ、組織横断的に課題解決を推進できる方